■トランジスタの足配置

小信号用のトランジスタで、おおむねこの様な形をしています。図はケース型番がTO-92と呼ばれます。これと形が異なる場合は非対象な面を手前に向けると、この図と同じ足配置になります。完全な四角で非対称面が無い場合は型番が記入された面を手前にします。(あくまで、非対称面がある場合はそちらを手前にしてください、文字が裏に記入されたトランジスタもあります)

小信号用は、殆どこの配置になりますが、一部のトランジスタで、中央がベース(B)になっているタイプがありますので、確実でない場合は、データシートを参照してください。
今だ現役のC458、C945、C1815は左の配置になっています。

またPNPタイプも同じ足配置になっています。


大型のトランジスタでケース型番がTO-220と呼ばれます。
電力消費が大きい(=発熱が大)用途に使用するため、放熱板に取りつけるためのフインとネジ止め用の穴があります。このフインはコレクタ(C)とそのままつながっているため、放熱板に取りつける場合は絶縁処理が必要です。